天井面ではなくて屋根面で断熱する屋根断熱。屋根の垂木間に張った断熱材と野地板との間の屋根通気層を、外壁の胴縁間の壁通気層から昇ってきた空気が流れて行きます。小屋裏は断熱材の内側となるため、屋根面まで吹き抜けがつくれ、小屋裏にロフトをつくることも可能です。さらに、屋根面の日射熱はその裏側の通気層で効率よく排熱されるため、2階天井も表面温度が上がらず、快適な冷房環境がつくり出せます。
強い構造材を使用しても、接合部の加工法が従来の方法では、本来の強度を生かせません。木材の加工が最小化。柱や梁の断面欠損が極めて少ない、テクノコネクターによる接合法は、従来に比べ3 倍以上の強度を発揮します。(財)日本住宅木造技術センターの性能認定を受けています。
骨組を下で支える、建物強度の要ともいえる基礎。当社では基礎巾を一般的に多く施工されている120mmの基礎より30mmも幅広の150mm巾の基礎となっております。骨組みから伝わる力を幅広の基礎で受けることにより、安定した構造体力が得られます。
基礎と土台にパッキンを挟み、通気性を確保する方法はかなり普及しましたが、さらに進化した防振性能をもったパッキンを標準で使用し、不快な振動や音を低減します。また、防振ゴムの弾力性が土台のやせに対応。ボルトの緩みを防止します。これにより新築時の耐震性能を長期に保持します。
当社では、建物を外側から包み込む外断熱工法を採用しています。建物内の温度差が少なく、壁結露も生じにくいため、人と建物にやさしい工法です。
内断熱工法では、骨組、コンセントBOX、水道配管などで断熱材が抜ける部分が出るため均一な断熱性能が確保しにくいのですが、外断熱工法であれば欠損部分のない均一な断熱性能の確保が可能です。
内断熱工法では、壁内部で結露が生じやすく骨組みがしけってしまったりダニやカビの発生の原因となります。外断熱工法であれば壁内結露も生じにくく、カビ、ダニの発生も抑えられるため人・建物のどちらにも優しい工法といえます。
柱の外側に断熱材があるため柱および壁体内の温度も室内と同じになる。
柱は外気に直接接しているためほとんど外気温になる。壁体内断熱材の中の温度勾配がはっきり出ており、水蒸気が侵入すると内部結露の発生にいたる。
空気中には水分が含まれており、水蒸気の状態で存在しています。
水蒸気は気体の状態で、ガラスや金属以外のものなら、どんなものでも透過してしまうほど、ごく小さな物質なので、目で見ることができません。この気体の状態を水蒸気(H2O)といい、水はH2Oが結びついたもので、その状態が液体です。水を冷やしていくと氷になります。このように、水は気体から液体、そして固体へと変化していきます。これを相変化と言います。つまり、結露は、ガス状のH2Oからエネルギーを奪うこと(冷やすこと)で起こるのです。
空気のもてる水の量は、温度によって変化します。空気中に含まれる水蒸気の最大量(飽和水蒸気量)は温度によって決まり、温度が高いほど多く、低くなるに従って少なくなります。このように、湿った温かい空気を冷やすと、余剰の水蒸気が水滴となる現象を「結露現象」と呼びます。
例えば、室温20℃、湿度50%の部屋を11℃まで冷やすと結露が発生します。アルミサッシや窓ガラスなど、外気温の影響を受けやすい部分で、真っ先に結露は発生するのです。室内の湿度が高ければ、更に結露が発生しやすくなります。
水蒸気を水に、水蒸気を含んでいる空気をバケツに例えてみると、気温が高くなると空気のバケツは膨張して大きくなり、気温が下がるとバケツは小さくなります。
ですから、中に入っている水の量は変わらなくても、気温が下がるとバケツがどんどん小さくなるため、やがて、中に入っている水がこぼれてしまうのです。
バケツが小さくなって水がこぼれるような状態を「飽和状態」といい、このときの湿度は100%です。これ以上空気が冷やされると、バケツが小さくなった分、外に水がこぼれ出てしまい、これを「結露」といいます。
つまり、結露は空気が冷やされて、それ以上中に水を蓄えられなくなった時に起こるのです。
氷水を入れたコップの表面に水滴が付くのも、コップの周りの空気が冷やされて、水蒸気として持つことができなくなった水分が「結露」です。